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歌写 "kasha" ~奏でる写真~

宗旨替え

ブログ放置状態ですみません、、、ここんとこ作品発表はFlickrになってしまったので、もうブログはやめようと思っていたんですが、なんかやっぱり文章も書きたくなりましたので、まだ続けます。ちなみにFlickrはコチラ。ブログには連動せず、てきとーにアップしていきますのでよろしく♪。

さて久々の写真ブログのネタは、よさこい。新潟総おどりというイベントはもう4年くらい撮り続けています。写真仲間に誘われて行ったんですが、すっかりハマってしまい毎年この時期が楽しみです。今年はいろいろあって少々テンション下がり気味でしたが、前夜祭の盛り上がりを見たらやっぱりボルテージが上がってしまいます。そんなパワーがあるイベントですね。

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実は最近、デジイチのシステムを変えることになりました、、、というかまだ変更途中なんですが。これまではオリンパスのEシステム、いわゆるフォーサーズシステムで一揃えしたところですが、今後は室内撮影の機会が増えることになりそうで、どうしても高感度が必要になりました。折しも写真仲間がどんどんフルサイズに移行する中で、「フォーサーズと心中しちゃる!」と言い切っていたのですが、周りがどんどん良い作品を撮っているのを見て、「やっぱ最終的には撮像素子の面積には敵わないのか、、、」とか考えるように。

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そんな折、中古カメラ市で、ありえない値段のCanon 初代5Dを発見。システム変更するかも完全に決めてませんでしたが、他でこの値段で手に入れるのは不可能に近かったので即購入。まずは使ってみて、もうかなり旧型になってしまった初代5Dが使えるようならば、徐々にフォーサーズを手放していくことになりました。

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やっぱフルサイズはスバラしいです。松レンズで揃えたフォーサーズに匹敵する写真が、安レンズで撮れます。これで赤ハチマキやら白レンズやらを買ったらどーなるんだ(汗)。最新型に比べれば当然性能は落ちますが、フルマニュアルのフィルムカメラも使ってきたので高度な機能は邪魔になりかねませんから問題なし。高感度もMKⅡとかに比べれば格段の差がありますが、800も使えないE-30に比べて1250まで常用、1600もなんとか使える5Dはスバラしい。今回の新潟総おどりも天候悪化で昼間も暗かったのですが、バッチリ撮れてます。フォーサーズでも撮ってますが、シャッタースピードを1/160まで下げないといけないので、かなりブレてました。

これでCanonに宗旨替えする決心が固まりました。まだ操作感や画格が慣れてませんし、手と目に馴染んだフォーサーズを手放すのはとても勇気が要るし、惜しいキモチでいっぱいです。ただし、望遠はフォーサーズに敵わないので望遠専用としてレンズ1本とE-30ボディだけは残しておくつもり。スキー撮影は、やっぱ400mmは最低必要なもんで。あ、それとブログタイトルも変えなくて済むし(笑)。
# by panda-dan | 2013-09-18 21:35

芸術鑑賞

ちょっと前にmixiでナマイキなことを書いたのですが、非mixiの写真友達が読んでみたいと言ってくれたので、こちらにアップしてみます。しっかしあらためて読み直すとホントにナマイキなこと書いてるなぁ(笑)。ちなみに写真は記事とは全く関係ありません。

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土曜日は写真仲間と山形は酒田にある土門拳記念館に行ってきました。ぶっちゃけ、わたしはあんまし写真家さんに詳しくないので土門拳とゆってもピンと来ないんだけど、楽しそうだし刺激もあろうということでご一緒させていただきました。

やっぱ作品を見るというのは刺激になります。とにかく疲れました、、、良い写真や絵画はパワーを持っているので見ていると疲れる、というのはNYに行ったときに案内してくれたガイドさんから聞いたハナシだけど、まさにその通り。そんなに大きなミュージアムじゃないのに途中で休憩を入れないと目がヨヨヨになってきます。おそらくそういう人が多いのでしょう、フロアのそこかしこにイスが用意されてました。

で、こっからはちょっとヤーなハナシ。

我々は見始めてからすぐにオッサンオバチャンが数名入場。その中の一人のオバチャンが、入り口の作品を見てデカい声で騒ぎ出す。「いやー、懐かしいわー、この風景!」。作品は昭和20年前後の東京の風景で、オバチャンにはさぞ懐かしい風景なのでしょう。それまで静かに見ていたのですが、一気に集中力を削がれ、いやそれはわたしだけでなく同行の仲間が「すみませんが、、、」とご注意申し上げたのと同時に他のお客からも「うるさい!」と怒号が。まー、ここまでは、美術作品は静かに鑑賞しましょう、ということなんですが、、、

わたしが気になったのはオバチャンが騒いでいる中で、「いやー、ここに写ってる○○ホテルってあったわ、懐かしい~」。確かに隅っこにそんな看板が写っていた。まぁ、見たままが声に出てしまったのかも知れんけど、そうやって見るもんじゃないと思うんですけどぉ、、、と言いたい。あの作品の主題は他にあって、看板は背景のほんの一部。

写真てのはそこにあるものがそのまま写ってしまう。だから写っているものを見るのは誰にもできる。そして作者が意図しないものまで写ってしまう。見るべきものを見ないで、意図しないとこを見られて評価されるのは、とても残念なことです。それは写真だけでなく、音楽でも絵画でも同じこと。ただ、絵画や音楽は経験を積まないと見えても聞こえても理解はできないという障壁がありますが、写真の場合はそれが目では見えちゃうので、こういうことが起こる。

わたしは華道のたしなみがありません。なので華道作品を見てもサッパリわからず、わたしに見えるのは花瓶からひょいと伸びた草花だけ。しかし、そこに一輪だけ変わった色の花が咲いていたとしても、それだけを見て「あ、ヘンな色の花だ!」ということは思いません、、、いや思いたくありません。できるだけ思わないようにします。

なぜならば、その一輪だけを見て「ヘンな色」だというのは、おそらく華道の鑑賞ではないからだと思うから。たぶん華道というのは全体のバランスだとか、見せ方とか、そんなところに生けた人のメッセージがあるんだと思います。生けた人が良いと思った生け方を見て、なるほどと思うのが鑑賞なんだと思うから、そういう見方ができるように「努力して見る」のが作者に対する敬意でもあり、見方だと思います。

盆栽もよくわかりませんが、例えばナナメになった松の木を後ろ側から見て「あ、やっぱりこんな見えないところにつっかえ棒で支えてやがる(笑)」なんて見方はしません。いや、するかもしれんけど、それは盆栽の見方ではなくオマケというか冗談というかであって、盆栽は正面から見て枝ぶりとかを、わかんないなりに見ようとします。

別にこうして見なきゃならないということはないと思いますが、少なくとも作者は作品全体にわたって気を配り作品を完成させており、また作品にメッセージを込めているワケで、作者にできるだけ近づき、その辺を読み取ろうとするのが鑑賞だと思います。ただ、その方法については決まりがないだけで、見るひとそれぞれがいろんな見方をする中で作者に近づいていけば良い、、、それが許される自己流なんじゃないでしょか。

どんな見方したっていいだろう、、、はい確かにその通りです。ただ、作品を理解しようとせずワガママな見方をして評価するというのは、とても幼稚であり残念なことだと思うのですね。特に写真というのは「芸術」という面と「記録」という面を併せ持っているので、その辺が勘違いされやすい。これが例えば音楽でフリージャズとかだと音は聞こえてきてもナニがなんだかわかんないので(笑)、こういうことが起こりにくいのですね。

今回のオバチャンはハタ迷惑もあり、はっきりと「悪」と決めつけることができますが、写真でも絵画でも展覧会や、音楽のリサイタル等に行ってみると、こういう残念なことを言っているひとを必ず見かけます。わたしがマニアックなところももちろんありますが(それはそれで残念ですがw)、芸術というものをもう少しちゃんと理解する人がこれからどんどん増えていって欲しいなぁ、と思ったりするワケです。
# by panda-dan | 2013-06-30 09:31

SILKYPIX練習帳

RAW現像ソフト、SILKYPIXを導入してみました。でべろ、、、よくわかりませんが最新版らしいです(汗)。

フリーの画像閲覧ソフトにオマケ的についてくる編集機能で十分と思っていたけど、お友達がこのソフトを導入してからシャープな作品をブログにアップしてくるので、そーゆー画づくりするにはいいかな、と思って導入。汎用だからオリンパスだけでなくGRのRAWも対応してます。

まずは元画像。GRで今さっき撮りました。
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それをこんな感じに加工してみました。
SILKYPIX練習帳_c0204031_23243848.jpg


もー、イヂった感バリバリです(笑)。
鍵の鉄鉄しい感じを出そうと、いろいろやってみました。SILKYPIXはテイストというバッチみたいなのが標準以外にも公式HPからダウンロードできまして、半分以上は使えないヤツですが(笑)、その中のシネマモードみたいなのを元にパラメーターをイヂってみました。銀残しみたいなのをやってみたいんですが、ちょっと違う、、、素材によって効果の出方も違うと思いますが、鍵の金属感みたいなのを強調することはできました。

このソフト、何がいいって、画像を中途半端でも読み込んで効果を反映させてくれるので、多少非力なPCでも、どんな感じになるかすぐに表示されるのでイライラしません。

しばらくは遊べそうだけど、飽きるのも早いかも(汗)。
# by panda-dan | 2012-09-22 23:32

理解

ゲージツというのは、なかなか理解されがたく。理解してくれてるのかな~、と思ったら作者とは違う見解だったり、そもそも作者の見解ってなんなのよ。理解ってなに?、判るってどゆこと?。

カイシャのロビーに展示スペースがあるんだけど、空きが埋まらない場合、拙作を晒すことになるかも知れません。そんなときに1こ前の記事みたいな写真を出した日にゃぁ、、、(笑)。見るのは一般の方なので、どーゆー作風がウケるかというと、写真ならば地元の風景。コレ鉄板です。

少しでも写真や絵をかじっている人なら、どんなレベルの作品であれ、それが放つメッセージを大なり小なり読み取ろうとしますが、縁のない方には「何が写っているか」が最重要事項。以前、とあるイベントの写真を撮って、その主役さんにプレゼントしたことがありました。記録写真は他の人が撮っているので、わたしとしては会場の楽しい様子や盛り上がりを撮ったつもりが、写真を見た主役さんから出た言葉は「あ、誰それが写ってる!。こいつも写ってる!」。雰囲気たっぷりに撮った写真はスルーされちゃいまして、少し残念な思いをしたことがあります。まぁ、何も言わずわかってくれという方がワガママなんですが。

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展示するとなるとこっから選ぶことになると思うんだけども、上記に該当するようなわかりやすい作品は少ない(汗)。

アートって、芸術ってよくわかんない、とか、もっと具体的に言うと、写真とか絵とかってわかんない、とか、ロックは好きだけど、ジャズやクラシックはわかんない、とか。そう思っている人へ。とにかく見てみ、聴いてみ。んで、作者が何を言いたいかを「感じとってみよう」と自分から動いてみ。

一番手っ取り早いのは、自分でもやってみること。絵を描いてみるとか写真を撮ってみるとか音楽をやってみるとか。何かひとつスポーツが得意なひとは、他のどんなスポーツをやらせてみても、そこそこ上手にこなすように、ゲージツも何かひとつとっかかれば、他のジャンルを見る目を養うことができる。

走ることがスポーツのキホンだとしたら、作品からのメッセージを感じる感覚はゲージツのキホンだと思うのです。
# by panda-dan | 2012-06-27 00:04

psychedelic

たまにこっちもUPしないと、やり方を忘れてしまう(笑)。つーか冬が終わってから写真もろくに撮ってない、、、いや冬もそんなに撮ってないか(汗)。

最近はこっちばっかりでねぇ。そもそも写真だけじゃなんだかよくわからん作品が多いので解説をつけるつもりで始めたブログだけど、その解説がめんどくさくなってきた(笑)。

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しかし、これは解説が要るであろう(笑)。
最近お気に入りのフュージョンバンド「TRIX」のライブDVDを呑みながら見ていたら、ふと空になったグラス越しに見た画面が面白くて、手元にあったGRで撮ったという。ええ、ただそれだけ。

どーせブレてピンボケになるなら、トイデジみたいなので撮った方がいいかも。あ、トイデジ持ってないか、、、
# by panda-dan | 2012-06-24 09:29